Copyright 福永武彦研究会 since 1995 All Rights Reserved
HOME入会案内例会報告会誌紹介電子全集紹介 | 関連情報 | 著訳書目録著作データ | 参考文献リンク集玩草亭日和(ブログ)掲示板(会員限定)
書影付き著作データ(7)初出雑誌他

【 掲載書影 】 クリックでリンク
詩篇「火のまち」
 「校友會雜誌」第353号(1935)

・翻訳「マルドロオルの歌」
 雑誌「冬夏 第4号」(1940)

・詩篇「ある青春」
 雑誌「冬夏 第10号」(1941)

・翻訳「エロディアド」
 雑誌「四季 第66号」(1942)

・「小説 風土」
 「文學51」創刊号(1951)

詩篇「死と轉生(断章)」
 「近代文學」1955年1月号

詩篇「高みからの眺め」
 「文藝」1962年5月号

・福永武彦特集号
 「高原文庫」No.2(1987)


*画像クリックで拡大画像にリンクします。

詩篇「火のまち」(「校友會雜誌」第353号)
「校友會雜誌」第353号(1935年12月2日発行)に掲載の詩篇「火のまち」+表紙。

大学図書館に蔵される同誌は合冊になっているので、雑誌のノド元まで開けず読みにくい。ここでは、単冊のオリジナル原本の画像。
筆名、水城哲男。決定稿と多くの異同が確認できる。


□翻訳「マルドロオルの歌」(雑誌「冬夏 第4号」)
福永武彦関連で、最稀覯資料のひとつ雑誌「冬夏」。
創刊号より第6号まで「マルドロオルの歌」の翻訳を連載(1940年 在学中)。
第7号に「旅人の宿」(水城美彦)、第10号に「ある青春」を掲載。
ここには、国立国会図書館・日本近代文学館・神奈川近代文学館にも所蔵されていない第4号と第10号の表紙・目次を掲げておく。

 雑誌「冬夏 第4号」 表紙、表紙裏広告、目次
 
発行:十字屋書店 発行人:酒井嘉七 1940年10月発行 定価40銭 92頁(目次含)+「後記」+広告(『宮澤賢治全集』)
目次、初見靖一は串田孫一 表紙・カット、中川幸水/扉・カット、池澤 賢

表紙裏、三越の広告は、時代を直接反映している。


□詩篇「ある青春」(雑誌「冬夏 第10号」)
雑誌「冬夏 第10号」(第4号より縦が1㎝少々短い) 
発行 十字屋書店 発行人 酒井嘉七 1941年4月発行 定価40銭。56頁(目次、「後記」含)+広告2頁(『牧歌』初見靖一、『宮澤賢治全集』)。
目次、福長武彦と誤植。矢内原伊作がリルケの翻訳を載せている。

 雑誌「冬夏 第10号」 表紙、目次


□翻訳「エロディアド」(雑誌「四季 第66号」)(1942)
発行所: 四季社 編集兼発行者:日下部雄一 1942/6/27 40銭
*マラルメ「エロディアド」の翻訳を巻頭に掲載(4頁~19頁)。他に、中村眞一郎の小品「窓」、小山正孝の詩「路上」など。
画像3点は、(復刻でなく)オリジナル雑誌の表紙、目次、裏表紙。 
 


□「小説 風土」(「文學51」創刊号)
「文學51」創刊号。表紙と目次。
その3年前に「方舟」1号、2号(=終刊号)に掲載された『小説 風土』が、引き続いてこの創刊号(1951.5)より終刊号(=第4号、1951.9)まで連載された(第1部第4章~第2部全)。表紙絵、猪熊弦一郎。目次絵、脇田和。
執筆者として、中村眞一郎・加藤周一・山崎剛太郎、それに原條あき子(註 この前年、福永は原條と協議離婚をしている)など、マチネ・ポエティクの仲間の他、堀田善衞、加島祥三、富士川英郎など多彩。
「方舟」2冊は、1981年5月に日本近代文学館より復刻本が発行されているが、こちらの「文學51」は復刻されていない稀覯雑誌である。



□詩篇「死と轉生(断章)」(「近代文學」1955年1月号)
「近代文學」1955年1月号 10周年記念号に掲載の詩篇「死と轉生(断章)」。
巻頭、目次裏に「近代文学同人住所録」が載っており、福永武彦の住所は東京都杉並区方南町116。



□詩篇「高みからの眺め」(「近代文學」1955年1月号)
「近代文學」1955年1月号 現代詩特集に掲載の詩篇「高みからの眺め」。
同特集では、他に三好達治、草野心平、寺田透、田村隆一、井上光晴、大岡信他。



□高原文庫 第2号
発行所:軽井沢高原文庫 編集人:池内輝雄 発行人: 藤巻勲夫 1987/7/1 500円
*座談会 福永武彦・文学の形成と発展―その深淵を探る試み 辻邦生・豊崎光一・曽根博義・鈴木貞美・池内輝雄 他。


HOME入会案内例会報告会誌紹介電子全集紹介 | 関連情報 | 著訳書目録著作データ | 参考文献リンク集玩草亭日和(ブログ)掲示板(会員限定)