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 研究会 会誌
『福永武彦研究』は、文学研究者と愛好家の両者で作成しているユニークな雑誌です。

○「福永武彦研究 第18号」が発行されました。当サイトより購入できます。
 
○本サイトからの会誌購入が可能です。
購入を御希望の方は、メール(または、fukunaga@t-fukunaga.sakura.ne.jp) に希望号数と冊数、送付先住所を御記入の上送信してください。
会誌がお手元に到着後、同封されている振替用紙により、会誌代金+送料を郵便局にて振込をお願いします。 
合計2冊以上購入される場合、2冊目以降(会誌最新号を除く)を2割引とさせていただきます。
なお、会誌第4号、第5号、第12号、ノクターンNo.1が品切れとなっています。

会誌『福永武彦研究』は以下の施設でもご購入いただけますのでご利用ください。
 ・軽井沢高原文庫


第18号:2024.11.20発行、117頁、1500円(送料430円)、版型:B5判・2段組

【特集】戦後日記、新生日記の時代
・『福永武彦戦後日記』『福永武彦新生日記』書名・作家名索引
・日記から辿る『小説 風土』執筆経緯
・『福永武彦新生日記』について
・『戦後日記』『新生日記』と福永文学
・福永武彦自筆日記1945 初読時の感想
・初刊本・特製本「塔」献呈名簿
・「青春」掲載誌「ひろば」と註釈
・『福永武彦戦後日記』註への補足
・「塔」とその周辺―『福永武彦戦後日記』の余白に
【作品研究】福永武彦と時間―「河」における象徴に焦点を当てて―
【エッセイ・随筆】
・福永武彦の作品における時間の停止および死生観の分析
・その言葉を、他の多くの言葉と共に
・『風土』と奏鳴曲「月光」に関する思い出など
【資料紹介】全集未収録の小文の発見

その他「例会活動履歴」「会員短信」

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第17号:2023.11.20発行、71頁、1500円(送料430円)、版型:B5判・2段組

【特集】池澤夏樹 長篇『また会う日まで』
・『また会う日まで』、質問と文書回答(池澤夏樹)
・会員エッセイ
 『また会う日まで』を読んで考えたこと
 秋吉利雄氏の「人生」について思ったこと
【報告・随筆】
 読者増を願う一愛読者としての分析
 今、福永武彦に惹かれた理由
 巡る文学に寄せて
【資料紹介・解題】
 新潮社版・小学館版全集未収録文4篇紹介
 プレス・ビブリオマーヌ版「幼年」著者校正刷 初校紹介

その他「例会活動履歴」「会員短信」

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第16号:2021.11.20発行、65頁、1200円(送料430円)

版型:B5判・1段組

【特集】最も好きな福永武彦作品 会員アンケート
【エッセイ】
・ある坂道のこと 近 桂一郎
・「文学51」をめぐって 宮嶌公夫
【資料紹介】福永武彦執筆、全集未収録文
・新発見「映画評論」掲載文 青木康彦
・全集未収録文六篇(内五篇翻刻)三坂 剛

その他「公式ツイッター・アカウント開設」「例会活動履歴」

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第15号:2020.11.20発行、102頁、1500円(送料430円)

版型:B5判・2段組

【特別例会講演記録】
・田中淑惠氏「信濃追分"玩草亭"と福永武彦からの五通の絵はがき」(2017年11月26日)

【論考】
・福永武彦著作の≪僕≫と≪私≫について/林 雅治

【資料紹介】
・源高根宛 福永武彦自筆はがき 画像と翻刻(注釈附)/三坂 剛

その他「会員短信」「例会活動履歴」

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第14号:2019.11.20発行、122頁、1300円(送料430円)

版型:B5判・2段組

【特別例会記録】
・櫻井群晃氏「書肆より見た晩年の福永武彦」(2017年8月27日)

【特集】『福永武彦電子全集』
・自身の"「草の花」体験"が始まりだった/浅野誠司
・『福永武彦電子全集』の特色と編纂途中の感想/三坂 剛
・福永武彦電子全集のススメ/木下幸太

【作品研究】
・電子全集を利用した「塔」の本文の異同表の作成/林 雅治
・塔のある風景―「「塔」について」のための覚え書き/渡邊啓史
 
その他「随筆」「会員短信」「例会活動履歴」

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第13号:2018.7.30発行、124頁、1300円(送料430円)

版型:B5判・2段組

【特別例会講演記録】
・池澤夏樹 氏「福永武彦 人と文学」(2017年6月11日)

【考察】
・『福永武彦に於ける長編小説成立のための条件』/林 雅治

【福永武彦年譜(1949〜1979)】/三坂 剛

【研究会の頁】
・会員短信、例会活動履歴、執筆者紹介、後記

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Nocturne No.2 :2016.11.23発行、35頁、500円(送料430円)

研究会の若手メンバーが核となって企画された同人誌第2号です。

版型:B5判・1段組

【特集】『海市』
・海に沈む岩礁群−『海市』から想う− /雨でずぶ濡れ
・『海市』に見る福永武彦の主人公造形−『海市』覚書/Cahier
・批評・『海市』を探検する /クスボリ・しゅーげ
・『海市』あらすじ表
・『海市』あらすじ表について

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第12号:2016.11.20発行、127頁、1300円(送料430円)(現在庫なし)

版型:B5判・2段組
表紙: 福永が1936年8月に移転した雑司ヶ谷「日本少年寮」の隣りの家
『幼年』のKさん(近三四二郎氏)が描いた絵

【例会講演記録】
近桂一郎氏「日本少年寮と福永武彦」(2016年3月27日)
【作品論】
・少年・運命・拳銃―「『退屈な少年』について」のための覚え書 /渡邊啓史
【随筆】
・福永武彦についての二つの思い出(附・福永武彦書簡資料)/青木康彦
・関連資料(附・福永武彦葉書資料)
【随筆集索引】
・『夢のように』
【研究会の頁】
・会員短信、例会活動履歴、執筆者紹介、後記

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Nocturne No.1:2015.11.23発行、46頁、500円(送料430円)(現在庫なし)

版型:A4判・2段組  表紙・挿絵: うさきこう(漫画家)

【特集】『草の花』 
・書評『草の花』 /うさきこう
・福永武彦を読み直すための断章 /Shoegazing Punk
・『草の花』についての私語 /Cahier
・汐見茂思様へ /雨でずぶ濡れ
・三流ワナビが『草の花』を読んで思ったことを書いてみた /空箱零士
・海へ続く道 ―草の花の周辺― /なやみの一解き
・福永武彦おすすめ作品リスト /Shoegazing Punk
  

第11号:2015.11.20発行、137頁、1300円(送料430円)

版型:B5判・2段組
表紙:一高弓術部の雑誌「反求會々報」第18号より福永自筆署名

【特別例会講演記録】
・菅野昭正先生「福永武彦の人と文学」(2014年12月14日)
【作品論】
・少年・風景・存在―「『夜の寂しい顔』について」のための覚え書 /渡邊啓史
【書評】
・田口耕平著『「草の花」の成立 福永武彦の履歴』 /西田一豊
【福永武彦年譜前言】【福永武彦年譜】1918年〜1948年 /三坂 剛
【随筆集索引】
・『遠くのこだま』、『秋風日記』
【研究会の頁】
・会員短信、例会活動履歴、執筆者紹介、後記

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第10号:2014.10.27発行、137頁、1200円(送料430円)

版型:B5判・2段組 表紙絵: 戸村茂樹(版画家)

【『幼年』別稿翻刻】
「初めに闇」 「薄明の漂ひ」 「思ひ出の河」/福永武彦
(翻刻・註解 青木康彦)
【作品論】
・『退屈な少年】論/木下幸太
・少年・呪文・神話
―「『夢みる少年の昼と夜』について」のための覚え書/渡邊啓史
【随筆】
・『草の花』とともに―福永武彦と私―/松村文子
【書評】
・『福永武彦戦後日記』『福永武彦新生日記』をめぐって/高木 徹
【本文研究】
・『小説 風土』本文主要異同表
・『小説 風土』本文主要異同表 前言/三坂 剛
【随筆集索引】
・『書物の心』 『枕頭の書』 『別れの歌』
【研究会の頁】
・会員短信、例会活動履歴(第140回〜147回)、福永武彦研究会会則、執筆者紹介、編集後記

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第9号:2013.7.7発行、142頁、1500円(送料430円)
 
版型:B5判・2段組
表紙絵: 友川カズキ(歌手・詩人・画家)HP

【作品論】
・福永武彦「鬼」論― 雑誌メディアと福永武彦 ―/西田一豊
・『海市』と『アンナ・カレーニナ』
―「十九世紀小説」の枠組に構築された「二十世紀小説」/木澤隆雄
・「冥府」について/渡邊啓史
【エッセイ・随筆】
・「軽井沢・追分文学散歩」報告(画像入)/木下幸太、白石純太郎
【新出資料翻刻】
・ 「ジイドに就いての手紙」(1945年 400字×11枚)本文翻刻。画像掲載。
【本文研究】
・『死の島』「文芸」初出→元版(河出書房新社版)、主要異同一覧/三坂 剛
【例会活動履歴】 第121回(2010.1)〜第139回(2013.3)、執筆者自己紹介、編集後記

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第8号:2010.1.31発行、62頁、700円(送料320円)
・活動報告
金沢・能登特別例会/宮蔦公夫
福永武彦の歌碑/曽根博義
・特別例会講演
山崎剛太郎先生講演記録
・資料紹介
新出句入り『冥府』
・例会活動履歴
・編集後記



第7号:2003.4.24発行、98頁、1000円(送料320円)

・作品論
『草の花』にみる〈孤独〉―『こゝろ』の受容を越えて―/鳥居真知子
『廢市』再考―過去からのメッセージ/高野泰宏
『風のかたみ』の成立基盤 「姫君」造形に窺える喪失感の傷み/稲垣裕子
『未来都市』について/渡邊啓史
・本文研究
『草の花』校異(二)/井手香理
・書誌研究
『福永武彦全小説』の底本について/高木徹
・資料研究
中村眞一郎宛書簡に見る1940年の福永武彦/三坂剛
・その他(活動記録等)


第6号:2001.8.25発行、81頁、1000円(送料320円)
・講演会記録 
「福永武彦と中村真一郎」佐岐えりぬ
・論文
「「冥府」再考ー幻想世界の構造を「未来都市」と比較する」/高野泰宏
「福永武彦「時計」論ー記憶をめぐって」/上村周平
「『忘却の河』における過去についてー忘れないことの意味」/西岡亜紀
・本文研究
「『草の花』注釈1「冬」」/鈴木和子、濱崎昌弘
・資料研究
「福永武彦「単行本・全集未収録文」一覧ー随筆・書評篇」/三坂剛
「古書目録に見る福永武彦自筆資料」/三坂剛
・福永武彦研究会・2000年度活動報告
・活動記録「真似ではない死(今現在の百日紅)」/濱崎昌弘
・「福永武彦研究」バックナンバー案内/正誤表/研究会のご案内
・後記



第5号:2000.6.18発行、61頁、900円(在庫なし)

福永武彦と堀辰雄ー堀辰雄文学記念館講演会(1999.10.17)講演録/堀多恵子
『風のかたみ』再考ー「業」と共に消える美女/高野泰宏
石川淳と福永武彦 夷齊と玩艸亭/三坂剛
『草の花』校異(一)/井手香理
ウクライナ語版『死の島』について/近藤圭一
福永武彦宛書簡(一) 高村光太郎/三坂剛
後記



第4号:1999.3.3.発行、53頁、1300円(在庫なし)

『草の花』再考 <孤独な魂>が消滅するまで/高野泰宏
「深淵」における<見る>ということ/鳥居真知子
『忘却の河』論/高尾麻祐子
「廢市」試論/上村 周平
ゆうすげの村/田中 淑恵
「大通り」と「闇」……「帯広」の原風景 /田口 耕平
福永武彦論への前梯−詩人としての一側面−/三坂 剛
カイエ・福永武彦−「淵から身を投げて死んだ」とは。/和田 能卓
編集後記に代えて/(能)
カット/福永 武彦


第3号:1998.1.31.発行、30頁、800円(送料180円)

逃げ去る<男>たち−福永武彦『忘却の河』を中心に−/井手 香理
短篇「死後」ノート/河田 忠
『夜の時間』論−「恐怖」から「不安」へ−/鳥居真知子
福永武彦『風のかたみ』と「アーサー王と其の騎士たち」/倉持 丘
福永武彦の作品における音−短歌と詩を軸に−/川井 盛次
福永武彦の信仰について/黒岩 浩美
もうひとつのペンネーム(筆名)−日伊協会時代のエピソードとして−/小林 俊巳
父・福永末次郎の葬儀に際しての配布文を巡って/三坂 剛
編集後記に代えて/和田 能卓
カット/深沢 紅子


第2号:1997.3.30.発行、17頁、800円(送料180円)

実存主義文學(佛 La Litterature de l'Existentialisme)/福永 武彦
福永武彦未発表原稿・「実存主義文學」解題/三坂 剛
高村光太郎への書簡に見る福永武彦/河田 忠
作品の中の病室風景〜「風花」と『草の花』と/高野 泰宏
にがい煙草−大林宣彦監督「廃市」−/井手 香理
カイエ・福永武彦「形見分け」−「こうして僕が生きている以上、僕はお前を愛しているよ。」とは−/和田 能卓
編集後記に代えて/(能)
カット/深沢 紅子



創刊号:1996.8.13.発行、18頁、800円(送料180円)

英雄の孤独/首藤 基澄
日ごとの美女(LES BELLES DU JOUR) −「廃市」小考T−/井手 香理
詩篇「冬の王」ノート/河田 忠
福永武彦の歌−夕日・夢・前世など−/川井 盛次
カイエ・福永武彦−「水中花」序説−/和田 能卓
ある青春−出会い−/近藤 圭一
玩草亭の思い出/鈴木 和子
『草の花』に描かれた弓道の風景/高野 泰宏
<資料>第一高等学校弁論部−昭10・5・20/倉持 丘
編集後記に代えて/(能)
カット/天野 由子


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